
Touch me!(触れると気づかれます)
主役近影
クロサンショウウオ
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さんすよ
このPageまで来て下さるとは。・・・ひょっとして貴方は神様?感謝!
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(自分と同じ長さだよ?)
人間なら大根丸飲みかな?うーん、もっと長いっすね。1分後には完全に呑み込みました。早っ。・・・太っちゃうぞ? |
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実物を観察できればサンショウウオのことを深く理解できます。そしてフィールド(現場)に出ることで、ますます自然の大切さが実感できるのではないかな・・・と思います。
私の小さな経験ですが、2004年の4月下旬、長い間観察してきたヒダサンショウウオの産卵場所のひとつが「道路工事+砂防工事」で消えてしまいました。5月になって、産卵場所を求めて集まったヒダサンショウウオ達が、コンクリートと泥で白濁した小さな淵に数匹浮かんだり沈んだりしているのを見つけ、とても悲しい気持ちになりました。1週間後、再度観察したときには一匹も見つけることができませんでした。この川では毎年多数の卵嚢が見られたのですが、今年は一対も見られませんでした。コンクリートの混じったPHの高い水中(強いアルカリ性の水の中)で、ヒダサンショウウオたちがどうなったかは謎です。おそらく陸上にあがるか細流に逃げ込んだと思いますし、そう信じてます。
下流に住んでいる人の安全のために理由があって行われた工事ですし、付近の森林全体に甚大な影響を与える工事ではなかったと思います。でも、とても悲しく感じました。ヒダサンショウウオの生息地であることを知る前、私はこの場所を車で通ったことがあります。未舗装のひどい道でしたから「舗装すれば・・・」と感じたかもしれません。
でもここが生息地であると知った今、「舗装工事しなくても通れる」と思っています。
日本の自然に育まれたサンショウウオに興味があるようでしたら、身近な渓流に出かけてみては・・・と思います。できたら夜、懐中電灯を持って。(危なくないように足ごしらえをして、サブのライトも持って、誰かに行き先を言って・・・)とにかく野外では何があるかわかりませんから・・・。
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| 法律や条令について 「・・・サンショウウオって、観察とか飼育しちゃいけないんじゃないの?」 |
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国、都道府県、市町村で天然記念物に(保護)指定されている種や、種の保護法で指定されている種は、その生息を脅かす行動一切を禁じられています(罰則ありっ)。また、自然保護区(国定公園など)でも生物の採取等は違法行為になります。保護指定されたサンショウウオが湿原に生息する場合でしたら、その湿地に踏み込むこと自体が違法行為になる可能性があります。また、私有地の場合、所有者以外がその許可を得ずに入り込めば、当然「違法な行為」となります。
こう言う種は(こう言った場所では)、許可をもらった人でないと、飼育はもとより観察や調査もきちんとできそうにありません。しかし、それ以外ならば、専門家も素人も関係なく観察できますし、飼育もできます。
さて、現在の所(2005.8.1)「環境省によるレッドデータブック(いわゆるRDB・レッドデータブック)」に記載されている・・・
「絶滅危惧I類」 旧 絶滅危惧種 (絶滅の危機に瀕している種)
絶滅危惧IA類(ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種)と・・・
絶滅危惧IB類(IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種)を・・・含めたカテゴリ
「絶滅危惧II類」 旧 希急種(絶滅の危険が増大している種)
・・・に分類される種が、いわゆる「絶滅危惧種」です。
しかし、それらの全てが、法的に保護されているとか、「手に持つなど生息を脅かす可能性のある観察の仕方」や「飼育」が禁止されている訳ではありません。そもそもレッドデータブックは、法的な拘束力を持つものではありません。
・・・以上が、サンショウウオの観察や飼育に関わりそうな法律や条例の簡単な解釈です。
書きながらも息の詰まる部分や、「しかしっ・・・」と言いたくなる部分があります。とにかく、基本的に日本のサンショウウオについて、観察すること自体は禁止されていません。また、「飼育者の飼育力(?)や覚悟(?)」などに関わらず、約8割の種が合法的に飼育可能です(うーん)。
(国が「個人の飼育能力」などを問えば大変なことになりそうです・・・。まず、飼育者はその対象について良く学び、責任を持って飼育する・・・可愛がる・・・ことが大切・・・。誰もがそうであれば、飼育を規制する法令などできないはず?しかし、子どもがメダカを飼ったり、ミドリガメを飼ったりするのも違法な世界とは?良く目にする種と希少種では扱いが違って当然?複雑な問題ですっ)
観察や採集・飼育について「いいのかな?」って不安があるようでしたら、「その場所(市町村)の役場」へ問い合わせて見て下さい。大抵「教育委員会や文化財保護課」で丁寧に教えて頂けるはずです。そちらでお聞きするのがベストです。(サイトや書籍に書いてあっても、古い情報だったり、筆者の勘違いだったりすることも。・・・ウチのサイトも含めてですが・・・)
レッドデータブックでレベルの高いカテゴリに入っている種は、飼育禁止?
例えば・・・
絶滅危惧種・準絶滅危惧種に記載されている種 = 法的に保護されている
・・・と解釈されていたり、誤解されていたりすることが多いようです。しかし、レッドデータブックは「環境省が、定量的・定性的な要件をふまえ(・・・より定量的な要件の比重を高めながら)、日本の絶滅のおそれのある野生生物の種について、それらの生息状況等を定期的にとりまとめ続けているもの」です。
日本の野生生物で・・・
「これって減りやすそうだよね」
「確かに減ってるじゃん。ヤバいよ、この数の減り方」
・・・って言う生物を・・・
「うーん、外国でもしっかりまとめて本にしてるしー、日本でもやらなきゃ(?)」
「それに、このままじゃみんなが知らないうちに生き物が絶滅しちゃうよー」
「とりあえずヤバい生物のリストをつくって、そこから『厳選ヤバいよこの生物』って言う本をまとめますっ」
・・・と、「国が発行した生物の本」です。「生物についての法律や条例をまとめた本」ではありません(不適切な会話形式で説明させて頂きました・・・ごめんなさいっ)。
レッドデータブックのカテゴリには・・・
「準絶滅危惧類」 旧 希少種(現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種)
「絶滅のおそれのある地域個体群」 旧 地域個体群(地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの)
「情報不足」(評価するだけの情報が不足している種)
・・・や、「もう絶滅した生物」「自然下では絶滅している生物(飼育や栽培によってのみ存続してる生物)」もあります。
しかし、サンショウウオへの影響を考えると、法律では割り切れないことが多いです。保護指定されてないからと言って、生息地を荒らしたり、根こそぎ捕獲したりするのは最悪の行為ですよね。また、保護指定種の調査許可(現状変更許可等)を得ても、継続調査と銘打って毎年あんまり意味のない観察を続けたり、本来の目的以外のこと(知り合いを連れてって見学させちゃうとか、ついでに卵嚢や個体を持ち帰っちゃうとか)をしてれば、「調査とか言ってるけど、何やってるんだか」と思われても仕方ないですよね。(「今は」そんな非常識なことをする人はいないと思いますが、「昔は」けっこうあったと聞きます)
私の知る某研究家の方は、「調査という名分で、生物をいじっているが(その生物にとっては)迷惑なことだ。どんなすごい成果が得られようと、調査後、そのフィールドで個体数が減っていないか(減っていたら調査のせいかもしれない)ってドキドキしてる。しかも、(犠牲にした)生物の数だけ結果が得られるわけではない。世界に何人の人がいるか知らないが、(私の)論文のアブスト知ってる人が何人いる?読む人はほんの一握りの同業者だ」と話していました。
同じようなことが、「カエルが消える(フィリップス,C. 著/長谷川 雅美 ・/福山 欣司 他訳)」という有名な(?)本にも書いてあります。
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| 超私的観察観 (結構大切って思いますが・・・どうでしょうね?) |
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超私見ですが・・・
「研究のプロは、素人より生物に悪影響が出ないように調査してる?」・・・必ずしもそうだと私は思いませんし、先ほどの研究家の方もそう感じていたようです。ある生息地で、素人が全体のコンマ0%単位の個体を捕獲するのと、プロが徹底的に調べあげるのでは全く規模が違います。そもそも徹底的な個体調査をしないようじゃ、まともなデータは得られませんもの。「現状変更の申請でちゃんと調査目的や方法を書いて許可されてる?」・・・サンショウウオ本人(?)に許可してもらったわけじゃないですから・・・。
「じゃ、素人でもドカドカ観察しちゃっていい?」・・・言うまでもなく、たくさんの人が押しかければ、あっという間に生息地は消滅してしまいます。特に希少種ならば、生息地が公表されただけで物見遊山に集まる人もいるでしょう。中には「記念に一匹」という人も出てくるかもしれません。多くの絶滅危惧種などの希少種は、生息地の環境破壊が主たる原因で絶滅に追い込まれつつあります(そこに「素人の乱獲」も追い打ちをかけています)。・・・そしてその後、「専門家」の助言をもとに、「多くの良心的な素人」の働きかけで保護活動が行われるようになってきました(「全ての希少種に対して」ではありません・・・)。
「結局何が言いたいんじゃ!」・・・となってしまいますが、私自身サンショウウオのようなデリケートな生物を観察することに疑問を持ち続けています。
話しがそれるようですが、私のような素人向けに「オオサンショウウオ・ウォッチング(岐阜県郡上市和良)」とか、ホクリクサンショウウオの公開ビオトープ「ねいの里(富山県婦負郡婦中町)」があります。そして「赤目四十八滝・日本サンショウウオセンター」のように、誰もがサンショウウオを直に見られる施設もあります。これらは、とっても理想的な研究成果の表現方法だと思います。ホームページを調べると、小学校・中学校・高校・その他個人でも、それぞれ観察や飼育をして感じたことや調べた結果を公開しています。これもとってもいいなぁって思います。
全く知らなければ、全く興味もわきません。
少しでも多くの人が、ちょこっとだけでも「サンショウウオ」を知れば、そこから何か生まれるような気がします。実際、多くのサンショウウオの種は地方のアマチュア研究家によって発見されています。ホクリクサンショウウオのように「子供が注目した」のが元で、広く知られるようになった例もあります。
「専門家の調査結果を知りたい人(サンショウウオに興味がある素人)が増える。そして専門家の研究が進む?」
「専門家の研究がどんどん進む。そのすばらしい研究成果知りたいと思う人(サンショウウオに興味を持とうとする人)が増える?」
需要が先か、供給が先か?(同時進行が最高っ)
どちらが正しいとか、近道っていうことではないとは思います。・・・が、多くの日本のサンショウウオがレッドデータブックに載るようになった現在、とにかく多くの人に日本のサンショウウオを注目してもらうのが大切なのような気がします。法律を守って、常識をもって、学校や個人(私のような素人も)観察・調査に出かけるのはいいことだと思っています。
(・・・うまくまとまらないっ)
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