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主役近影
クロサンショウウオ
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さんすよ
このPageまで来て下さるとは。・・・どこかでサンショウウオを見つけた方?求ム詳細情報!
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(卵嚢たくさんっ)
クロサンショウウオはよく目立つ卵嚢を産みます。生息地の池では、びっくりするくらいたくさんの卵嚢が浮かんでいます。しかし、池の周辺の環境が変わるとびっくりするくらい簡単に消えてしまいます・・・。
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日本産サンショウウオは大切な国有財産?世界的資源?
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日本に生息するサンショウウオと言えば、国指定の天然記念物「オオサンショウウオ」がポピュラーです。すごくおっきい奴ですね。でも、それ以外のサンショウウオはほとんど知られていないような気がします。日本のサンショウウオたちは(キタサンショウウオを除いて)全部日本だけに生息する種なのに・・・。
自然保護の見地からも大切にしたい種たちだと思います。また、「遺伝子の価値」が重視されるようになった今日、日本にしかいないサンショウウオたちは、非常に大切な国有財産と言えるでしょう。いえ、世界的資源かも?
日本には現在(2004.8.31)19種類のサンショウウオの生息が確認されてます。ただ、中には種と亜種の区別が微妙なものもあって、今後見直されることも考えられます。特に最近、遺伝子から種を区別する技術が進歩してきてます。別種として扱われてきたものが、実は他の種と遺伝子的な差がほとんどなくて同種になったり、分類が疑問視されたりしてます。種や亜種の見直し(見解?)はホントに微妙です。
さて、サンショウウオの保護を目的に、飼育下で繁殖させた個体を放流する行為もよく聞かれるようになってきました。
その発想は良いと思われますが、「慎重に行うべき・・・」と感じます。同じ種のサンショウウオでも、産地(個体群)によって遺伝的に異なっている(等しいものではない)からです。例えば、同じカスミサンショウウオでも、「滋賀県の個体」と「四国や九州の個体」では、遺伝子的に違いがあるからです。
このことは、遺伝子を解析する技術がさらに進歩すれば、今以上にはっきりするでしょう。各地の個体群それぞれの価値も、もっと重要視されるようになるでしょう。
「同じ都道府県内の個体ならば、遺伝的な違いほとんどない」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。しかし、「今現在は有意的な差が見つけられなくても、これから大切な違いが見つかる可能性がある」ことを忘れてはいけないと思います。
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| 観察や飼育(飼育下での繁殖や移植を含めて)を始める前に・・・ |
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●法的規制(日本産サンショウウオの生息地の多くが、国・都道府県・市町村で保護指定区域となってきていること。種によっては保護指定種となっていること)はもちろん、マナーも守って観察を。現在国産サンショウウオの生息地・生息数の減少していること(絶滅危惧種等の指定)を理解して、安易に生息地を荒らしたり捕獲したりしないこと。
サンショウウオは捕獲して持ち帰ったとしても飼育は想像以上に難しいです。販売しようとしても「人気があってとても高く売れる」ような生き物でもありません。地味でとてもデリケートな生き物です。個人で観察するとしても「正しい知識」と「生息地を荒らさない配慮」は必要です。
●放流は必ず元の生息地(産地)へ。万が一、飼いきれなくなった場合も元の場所へ放すこと。
これらの場合、「人の手で触れたこと」で、予想外の病原菌に感染してしまった可能性もあることを深く考えなければなりません。特に、他の外国産の両生類と接点のある場合・・・例えばアフリカツメガエルを別の水槽で飼育しているなど・・・は、Topページにリンクを掲載させて頂いている「カエルツボカビ病の感染に関する報告書」を必ず読んで下さい。
カエルツボカビ病とは、両生類が感染すれば「ほぼ100%死に至る」大変危険な病気です。すでに、国外では多くの両生類の仲間がこの病原菌(ツボカビの亜種)によって絶滅したことが確認されており、ついに日本国内でも感染例が報告されました。
ただ! カエルツボカビ病は感染力・致死率の高い危険な病気ですが、「早期発見と正しい処方で治る可能性の高い病気」です。
ほぼ無料で「感染しているか・していないか」を診てもらうこともできます。(2007.4月現在)
くどくなりますが、正しい知識で安心して対処できます。安心して飼育したり、正しく移植したりできます。
●移植は、移植先の生態系を乱すことを考えて、慎重に。
本来生息していない場所に、新しい生物(サンショウウオ)を放すのですから、その場所の生態系は乱されます。
・・・例え「保護したい」という気持ちで移植しても、その場所で昔から生きてきた生物にとってサンショウウオは「外来種」です。
(安易な思いつきで行うことは危険です)
●購入した個体など、詳しい産地がはっきりしない個体は、最後まで面倒を見る。放置・放流・移植しないこと。
飼いきれなくなった個体は、「誰かにわかる範囲で産地の詳細や個体の状態を伝え、譲渡し、飼育してもらう」か「状態(カエルツボカビ病のような感染性の高い病原菌をキャリーしているかどうか)を把握できない場合は、とても悲しいことなのですが基本的に殺処分する」しかありません。・・・それくらいの気持ちで飼育を始めるようにした方が良いとも言えるでしょう・・・。
カエルツボカビ病に限らず、本来ならば日本の自然下では「存在しないはず」であったり、サンショウウオを含めた生物に「さほど影響を与えないはず」であったりする病原菌を、飼育下でキャリーすることも考えられます。
何にせよ「遺伝的かく乱」や「人為的に蔓延してしまった菌」などでサンショウウオが減ることもありえます。
そこまで考えて、「サンショウウオを飼育するかしないか」考えなければなりません・・・。
これらのことを考えず、飼いきれなくなった個体をそこら辺に放すのは「保護のための放流・移植」とは全く異なる行為です。「生態系を乱す行為」であり、「危険でやってはいけない行為」です。
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日本産サンショウウオ 全種類の和名と一部の種の映像へのリンク
(下線が入っているサンショウウオは「一応」映像を見ることができます。) |
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サンショウウオ科 サンショウウオ属(16種)
・エゾサンショウウオ (卵嚢・成体・繁殖地)
・トウホクサンショウウオ (卵嚢・幼生・幼体・成体・繁殖地)
・クロサンショウウオ (卵嚢・幼生・幼体・成体・繁殖地)
・トウキョウサンショウウオ (卵嚢・幼生・成体・繁殖地)
・ハクバサンショウウオ (卵嚢・成体・繁殖地)
・ホクリクサンショウウオ (卵嚢・成体・繁殖地)
・ヒダサンショウウオ (卵嚢・幼生・成体)
・アカイシサンショウウオ
・アベサンショウウオ
・カスミサンショウウオ 低地型 (卵嚢・幼体・成体・繁殖地)
・カスミサンショウウオ 高地型 (成体)
・オオダイガハラサンショウウオ (卵嚢・幼生・幼体・成体・繁殖地)
・オオイタサンショウウオ (卵嚢・幼生・幼体・成体・繁殖地)
・ブチサンショウウオ (幼生・成体)
・ベッコウサンショウウオ (成体)
・オキサンショウウオ
・ツシマサンショウウオ
サンショウウオ科 ハコネサンショウウオ属(1種)
・ハコネサンショウウオ (幼生・成体)
サンショウウオ科 キタサンショウウオ属(1種)
・キタサンショウウオ
オオサンショウウオ科 オオサンショウウオ属(1種)
・オオサンショウウオ(成体)
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